“タブレットには、パソコンやスマートフォン同様の個人情報が詰まっています。クレジットカードの情報や、資産運用のデータなども含まれているでしょう。だからこそ、タブレットのセキュリティーを万全にしておかなければなりません。セキュリティー対策をしっかりすることで、プライバシー保護にもつながるのです。ここではそんな、タブレットでやっておきたいセキュリティー対策やプライバシー保護についてお話ししていきます。
●安全にタブレットを使うためやるべきこと
〇パスワードを使いまわさない
ネットショッピングやサイトのログインIDなど、パスワードを全て統一していませんか?統一すれば、パスワード忘れがなくなります。しかしながら1つが流出してしまうと、他も被害に遭ってしまうのです。面倒でも、それぞれのサイトによってパスワードは変更しましょう。
〇定期的にパスワードを変える
大変面倒ですが、パスワードは定期的に変更することをお勧めします。そうすればより、パスワードの流出による被害が防げます。定期的な変更が面倒な場合、せめて重要性の高いサイトのパスワードだけでも定期的に変更するよう心がけましょう。
〇画面ロック
タブレットの画面をロックすることで、不正使用のリスクが軽減されます。タブレットを持ち歩く人は多いでしょう。外出先でなくしてしまうことも。そんな時に役立つのが画面ロックで、第三者が簡単にタブレットが利用できません。画面ロックの方法として、パスワード入力やパターン入力、顔認証や指紋認証等があります。
〇OSを最新バージョンにしておく
OSは常に最新バージョンにアップしておきましょう。電源をつなぎっぱなしにしておかなければならず、時間がかかって面倒で後回しにしていませんか?後回しにしているうちに、何かしらの被害に遭ってしまうかもしれません。OSは最新でなければ、ウィルスが侵入する危険性が高まってしまうと覚えておきましょう。
〇アプリを最新バージョンにしておく
OSを最新バージョンにしておくなどのように、アプリもまたアップデートしておかなければなりません。特に使わないアプリを常に最新バージョンにしておくのを忘れてしまいがちならば、自動でバージョンアップするように設定しておくか、削除してしまいましょう。
〇ウィルス対策ソフト
パソコンの場合、セキュリティーのためウィルス対策ソフトを導入している人も多いでしょう。タブレットでも、同様の危機意識を持たなければなりません。タブレット用のウィルス対策ソフトを導入することで、より安心してネット環境を楽しめます。ウィルス対策ソフトも、常に最新バージョンにアップしておくことをお忘れなく。
〇遠隔操作機能
タブレットを、うっかりなくしてしまうこともあるでしょう。そんな時はGPSを利用して、タブレットの居場所を突き止めてください。そのような機能が搭載されているタブレットがあるのです。遠隔操作できるタブレットならば、ロックしたりデータ消去も可能。万が一の紛失を考えて、そのようなタブレットを選ぶのもセキュリティーやプライバシー保護のための手段です。”